七宝焼きの基本はやはり「単色盛り」。ただ、「単色盛り」だと物足りないので、フリットという粒状の釉薬でアクセントを付けてみましょう。何度か練習して釉薬の盛りつけをマスターしましょう。
また、フリットの色の組み合わせや、配置によって簡単だけど以外とおもしろい作品が出来たりします。
作り方例:フリット法「盛り付け編」
※素材の銅板には指紋などの油分が付いているため、そのまま釉薬をのせると「ダマ」になって伸びにくい。
筆を使って、「脱脂液(中性洗剤を薄めた物)」で表面の油分を取り除きます。
竹ホセで、縁の方まで盛り忘れの無いように盛りつけをする。
出来るだけ均等に盛りつけをして
網に移して完全に乾燥させます
電気炉の温度は、約800℃〜840℃。
焼成時間、約1分。 釉薬が充分溶けたのを確認して、電気炉から取り出します。
※炉内温度が高温になっています。
火傷をしないように、充分に気を付けましょう。
真っ赤に焼けていますので、ここでも火傷をしないように充分気を付けましょう。
銅板の表面が黒く焦げた状態になっています。
素材が手で触れる位になったら、
10〜20%希硫酸液につけておきます。
数分間たったらピンセットで取り出します。
まだ、表面はあれているので磨き出しをします。水を入れたボールを用意して金ブラシを使って磨き出しをします。
(この写真は、参考のために木台に置いていますが、実際には希硫酸液から直接ボールに入れます。)
金ブラシで磨いていくと、銅板本来の色になっていきます。磨き残しが無いように磨きだします。
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